今回の第二次別姓訴訟は今のところ東京、立川、広島の3カ所で同時進行で始まっています。その中の東京地裁の裁判が期日が確定しました、と弁護団から連絡がありました。
応援に行ければいいんだけれど・・・自分の期日にもいけるかどうかも分からない(>_<)
「東京本庁の期日が、正式に決定しましたので、改めてお知らせ致します。
【日時】2018年7月18日11時~
【場所】東京地方裁判所708号法廷
・傍聴券配布になるか、先着順になるかはまだ不明。」
応援の傍聴、たくさん集まりますように。
100組の夫婦には200の名前への思いがある。
個個からカフェは、「不安なく違っていられる社会への一歩〜『選択的夫婦別姓』を通して気づくこと」と副題をつけています。というか、つけてもらいました、Oさんに。違っていることに不安を持たないでいられる、っていいなあ、と思います。どうかすると同調圧力がかかったり、違いをはじいてしまったりしそうになる。でも、夫婦が別々の姓を持つことを許容して欲しいとおもうし、周りに向けては姓の問題だけでなくていろんな違いに寛容になりたい。私たちの別姓訴訟がそんなことを考える一つのきっかけになれればいいな、とこのサブタイトルをみて改めて思います。
さて、
第1回個個からカフェのアンケートへのご記入、もうお一方、遅くなりましたがご紹介します。
☆ここに来て、いろいろな人の話を聞いて 私のこととしてシンプルによかったと思っています。それぞれの意見にその人の生き方や これまで歩んだ人生があり 1つ1つ納得(?)がいきました。 LGBTなどいろいろな生き方にもつながる。 私のこれまでの生き方を考えるときにもなりました。
2018/5/13 広島市で別姓訴訟応援団の第1回集会。参加者が残してくださった応援メッセージです。
★3年前から事実婚です。結婚以来20年間 選択的夫婦別姓の法制化を待ちわびています。訴訟頑張ってください。今日初めてこのような会に参加しました。また参加したいと思いますので、よろしくお願いいたします。
★早期 選択的夫婦別姓を希望します。男も女もなく、みんなが自分のままで、多様性を認める社会になりますように。
★日本人が外国人と結婚した場合、相手が外国籍のままだと夫婦別姓になる。外国人が結婚を機に日本国籍を取得した場合は同姓となるのだろうか?これはおかしいのではないか。
★今日はたいへん勉強になりました。 30年近くこの別姓について問題としてとりあげられているにもかかわらず、法律が変わらない!法律が変わらないと、胸はって、社会に“夫婦別姓”と言えません。“別姓を選択する”ということを選択するだけで、選択する自由を選べないなんておかしいと思い、生きにくさを感じます。1日でも早く、改正になるよう望んでいます。
★島国だからか、「人とちがうこと」がなかなか認められづらいんだなあと改めて感じました。「みんなと一緒」に妙に安心してしまうところがあります。でもそんなにむずかしいことでなく「違ってもいい」というカンタンなことなのに どうしてこんなに長引くのかな〜?
★婚姻時に選択するのは男性の姓。世帯主は男性。それがあたり前になっている日本社会に、違うやり方もあるんだよ、と知らせてくれてありがとうございます。
★原告を応援したいと思って参加しました。参加された方のお話が聴けて、勉強になりました。私なんか、とてもふんわりと考えていて、皆さんにあっとうされた感じです。でも、選択制の別姓が実現するといいなと思っています。
★自分がしたいことを自分の意志できめることができる社会になることを願っています。
「不安なく違っていられる社会への一歩~「選択的夫婦別姓」を通して気づくこと」
主催:別姓訴訟応援団
会場:ハチドリ舎(広島)
仙台から土屋聡さんをお招きして別姓訴訟応援団の原告お披露目集会。参加者がどのくらい来てくださるかドキドキしたけれど、応援団のそれぞれのつながりの人達や、東京の別姓訴訟を支える会の方、「ネットで見て」と来てくださった事実婚の方たちで会場はほぼ埋まって一安心。
土屋さんのお話は、子ども時代からいろんな体験や活動の中でどのように成長してきて別姓に出会ってそれを実践してきたか、パートナーと事実婚をする中で仙台の「別姓を考える会」に出会ってその仲間達とどう繋がってきたか、別姓や社会問題だけではなく、「お絵かき」や地域の「文化祭」などいろんなテーマで動いている今そしてこれから、をゆったりと分かりやすいことばで語ってくださって胸に届く講演でした。別姓を一つのフラッグとしてあげておられる、でもそれだけじゃないいろんなことをしながら生きている一人のひととして、私たちと繋がるために手を広げてくださったような。別姓を考えている会場の私、や参加者はほっと「一人じゃない」ことを感じられたし、これからの広島での別姓訴訟応援団の活動にも示唆に富んだものでした。土屋さん、どうもありがとうございました!!
会場に使わせてもらったハチドリ舎も、そんなつながりを後押ししてくれるような気持ちのいいゆったりできる空間でこんな場があることに感謝。
そんな出会いの時間だったからでしょう、25人の会場で参加者アンケートにメッセージを残してくださった方がたくさんおられました。2018/5/13個個からカフェ参加者アンケートは私たちの別姓物語にあげています。
<原告@八王子、40代、女性>
どうして姓を変えたくないの?
私にとって姓を変えたくないのは、自然なこと。
例えば、誰かを好きになるように。
申立人・原告になるのは大変?
いえいえ。今晩のおかずを決めるのと同じくらいでした。
それに、思いを形にしてくれる、弁護団との出会いがありましたから。
自分と違う価値観を理解するのは難しい?
そうかもしれません。
でも、大人にとってはガラクタにしか見えない、石ころが
子どもにとっては、宝物であるかもしれないと。
自分が大事だと思うことがあるように、
他者にも大事だと思うことがあると想像はできるかなぁ。
さぁ、選択的夫婦別姓制度へ、新たなページが始まるよ!!
GW始まりました。
広島ではGW3〜5日にフラワーフェスティバルというお祭りがあって、市内中心部の平和大通りでパレードや歩道部分にはステージ、屋台が並び、毎年すごい人出で盛り上がります。今年はそれに3日にはカープのホームでの試合があったので、さぞや広島滞在人口が増えたことでしょう。
というような休みの続く日々。あ、休めないお仕事の人も周りにたくさんいて、何とこんな時にバッテリー切れをやってしまって来てもらったJAFのお兄さんは連休中1日だけお休みでその他ずっと仕事なんですよ−ととてもさわやかに言ってらした。弁護団の方々は連休明けに国賠の提訴ということで今たいへんだし、のんびりしているのが申し訳なくもありますが。休めるありがたさを感謝しつつ、ちょっとゆっくり・・・・と、のんびり書き出して遊んでいるうちにもうGW終わりに近づいています(^_^;
GWで単身赴任の夫や遠くに住んでいる子どもが帰ってきて久しぶりの別姓家族のファミリーリユニオン(^.^)。家族で姓が違って変なことないですかとか聞かれることがありますが。顔を合わせると夫婦は毎日元気よく大きな声で言い争い(これは仲良しの始まり???)だし、兄妹は集まるといい年して(?)一緒にわいわいとゲーム三昧。まあ、よそのお宅程(???よそがどんなだかは知りませんけど)にはまずまず仲良かったりけんかしたりの家族と言えるのではないでしょうか、と私は思っています。
私が別姓を考え始めたのは35年も前。まあ何と長いことしつこく言っているのかと自分でもあきれます。でも、35年もというか、1996年 2月 法制審が選択的夫婦別姓を導入する改正要綱を答申してから22年も別姓選択制が実現しないことをあきれた方が建設的だと思います。と、前向きに別姓訴訟原告団の一員になっている私です。集まった家族たちは「あー、お母さんまたしつこく別姓別姓って言ってる。やれやれ。」「お母さんうるさいから、そろそろ民法改正してくれないかなあ。」「まっ、妻元気で別姓訴訟に集中して(僕のことうるさくかまわないで)くれるのがいい。」「ブログとか始めてよろよろやってるけれど大丈夫かいなー?炎上したりせん?」みたいな、これは私が勝手に皆につけた吹き出しの台詞。自分で自分をあきれている以上に家族は私のことをあきれているに違いありません。けれど、そんなに否定的なあきれかたではない・・・ように私は思っています。あまりつつくとぎゃーっと攻撃されかねないと一歩離れてそっと見守っててくれたり、時にはブログに上げたい写真を撮るのに手を貸してくれたりして。皆が集まってわいわい過ごしたGWに再確認しました。姓が違うからって、うちの中で家族がつきあっていくのに姓ってぜんぜん関係ないんですよ(^.^)
5月13日には第一回個個からカフェ。メインのスピーカーは仙台(別姓を考える会)の土屋さんにお願いしていますが、第一回ということで少々私が自己紹介する話しを考えながらすごしています。第一回第一回とあちこちで言ってるけれど、第二回ができるのか不安も持ちつつ・・・いやいや、そんな弱気では・・・私の勉強にも次やその次をぜひ。お話を聞いてみたい人たち、聞いてみたいテーマもいくつかあります。来週より、個個からカフェ、始めます。よろしく。