第8回 個個からカフェ ご案内

第8回 個個からカフェ ☆不安なく違っていられる社会への一歩☆

性と家族の多様性を理解する

同性婚をきっかけとして

性的少数者(LGBT)のカップルを「生産性がない」と月刊誌に寄稿した衆議院議員は批判を浴びました。人生の同伴者としての「パートナー」という呼び方は広がっていて、そのパートナーは異性とは限りません。同性婚の生きにくさを支援するものとしてパートナーシップ制度が少しずつ自治体に広がり、同性婚訴訟もやっと始まったばかりですが、うねりを作りつつあります。

一方、選択的夫婦別姓の導入は、法制審議会が導入のための民法改正案を出してから20年以上放っておかれています。昨年、広島や東京で新たに「別姓訴訟」を起こしました。

個を大切にし、多様な価値観を持つ人々を認め合うことは、誰もが生きやすい社会を作っていくための基本ではないでしょうか。多様性は誰の中にもあります。連帯を探っていきましょう。

とき: 201910月6(日) 17:3019:00 (受付17:15より 受付時間まで入場できません)

ところ: ハチドリ舎 広島市中区土橋2−43 光花ビル201

講師: 河口和也さん 広島修道大学人文学部人間関係学科社会学 教授

会費: 500円 ワンドリンク付き

お問い合わせ:お問い合わせフォームよりご連絡ください

主催: 別姓訴訟@広島 応援団

第2次別姓訴訟@広島地裁 結審です。判決の日は・・・

2019年730日午後。昨年の初回期日と同じように晴天の、外気に当たった途端汗が噴き出すような夏日の中、広島地裁で6回目の期日があり結審となりました。

野口弁護士、川見弁護士、飯岡弁護士と原告。今回はこれまでより小さな法廷で、おかげで残席わずか、といった傍聴席。

東京から毎回駆けつけてくださる野口弁護士の弁論要旨読み上げがありました。

「このように、選択的夫婦別姓を求める国民の声は非常に大きくなっている一方で、『一強多弱』といわれる国会ではこのような国民の声は無視され、『少数派の権利・利益』が尊重される見込みは全くありません。『少数派の権利・利益』を守ることができる国家機関は、裁判所をおいて他にありませんので、裁判所におかれては、今こそ歴史的な転換点になる判断を下して頂くよう、切に求める次第です。」と、力強く読み上げ。裁判官に一歩前に進んでもらいたいという私たちの思いをきっちり言葉にして伝えていただきました。

暑い中房長に来てくださった皆さん、ありがとうございました。遠くから「気」を送ってくださった皆さん、届いてました。ありがとうございました。

判決言い渡しは

1119日(火) 13:30からです。

当日は記者会見を設定しますが、詳細はまた近づいてお知らせします。よろしくお願いいたします。

10月11月、三カ所での裁判が判決言い渡しになります。