個個からカフェ ☆不安なく違っていられる社会への一歩☆ 第13回 家族に制度をかぶせるな
おはなし 寺原 真希子さん 弁護士(日本・NY州) 選択的夫婦別姓訴訟弁護団 「結婚の自由をすべての人に」訴訟弁護団
プロフィル:長島・大野・常松法律事務所等の都内法律事務所勤務,ニュ ーヨーク大学ロースクール留学,メリルリンチ日本証券(株)のインハウスロイヤーを経験,2010 年より弁護士法人東京 表参道法律事務所共同代表。無償の人権擁護活動として,女性及びセクシュアル・マイノリティーの問題に取り組んでおり, 選択的夫婦別姓訴訟及び「結婚の自由をすべの人に」訴訟の各弁護団で尽力中。
とき 2021年3 月 21 日(日)16:30~18:00
ところ ハチドリ舎 広島市中区土橋 2-43 光花ビル 201
参加費 500 円(ワンドリンクつき)(開催の変更の可能性もあり、連絡が付くよう要申込とさせていただきます。お申し込みは当ページのご記入欄より)
別姓訴訟、同性婚訴訟で国は、「結婚は子どもを産み、育てるためにするもの」で「同姓であることで夫婦として公示機能があり、嫡出子について親子関係性が分かりやすい」というようなことを言っています。
このような硬直した家族像に基づいて、規格外を排除し「結婚しなければいい」と切り捨てる国の姿勢に対して結婚の権利を求めているという意味で別姓訴訟も同性婚訴訟も同じ方向を向いた訴えでないかと思います。
同性婚訴訟弁護団長をされている寺原弁護士に、画一的な家族観を国民に押しつける制度を堅持しようとする国に対してどのように多様な家族を主張されているのかうかがいます。寺原弁護士は私たちの別姓訴訟の弁護団にも参加されて、昨年4月には広島での期日にいらしてくださいました。