(昨日アップしましたが、法廷が変更になりましたので修正しました。304号法廷です。)
あっという間に冬が過ぎて春。広島市内ではお花見のシーズンも過ぎゆこうとしています。新年度が始まってお忙しいことと思いますが、いかがお過ごしでしょうか。
お聞きのことと思いますが、3月家裁申し立て(東京本庁1件と立川2件)却下とニュー別姓訴訟で原告側が敗訴しました。判決は2015年の最高裁判決をそのままコピペしたかのような文面でガクッ!です。でも、第2次別姓訴訟の弁護団の皆さんも私たちも、ニュー別姓訴訟の青野さん他原告や作花弁護士も次に向かって進んでおられます。私たちの東京家裁の3件は東京高裁に即時抗告します。広島家裁はまだ審判は出ていません(2019年4月9日現在)。
「法は天候に左右されないが、時代の空気には左右される」公開中の米国史上2番目の女性最高裁判事に任命されて現在に至るルース・ギンズバーグ判事を描く映画「ビリーブ(原題 On The Basis of Sex)」で何度も繰り返し引用されるギンズバーグの恩師のことば。日本の、このガチガチの法廷も、国会も、遅れ遅れであっても時代の空気に左右されて進んでいく、はず。はぶてず、挫けず、諦めず、てくてくと進んでいきたいと思います。
(注:あ、はぶてるは広島の方言で「腹を立てる。怒る。」意です。ふてくされる感じも入れて使ってるようです。兵庫県から広島に来たばっかりの頃はこの絶妙な語感にずいぶんビックリしたものです。)
ということで、
広島地裁 次回期日 近づきました。
今回は弁護団から証拠書類として、広島関連の5名の方ほか計17名の方が作成してくださった意見陳述書と、陳情アクションHPに寄せられた手記132名分を提出します。法廷では読み上げも希望を出しています。たくさんの私たちの選択的夫婦別姓の実現を求める思いが裁判官の皆さんの心に届きますように。傍聴よろしくお願いいたします。
2019年4月19日(金曜日) 15:30 304号法廷
期日後報告会 広島弁護士会館、その後18時より交流会
交流会ご参加希望の方はサイトメッセージ欄よりご連絡ください。(会費 4000円程度)
☆3/28にでた二つの家裁の審判書類、リンクは以下です。
東京家裁本庁審判
https://docs.wixstatic.com/ugd/4ef761_3b07a98369a94b9eb2c05d3ea9c4bdbd.pdf
東京家裁立川支部審判
https://docs.wixstatic.com/ugd/4ef761_7f3cba863ce44c658b3b27bc93726184.pdf