あした同姓・別姓『選べる』になあれNo.2       そろそろ新しい法律の話をしよう

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2019年10月2日、第2次別姓訴訟、東京地裁の判決言い渡しがありました。

残念ながら棄却、でした。

弁護団長の榊原富士子弁護士によると、判決文はていねいな内容で、「別姓を希望することは『信条』に当たると考えられる。」といっているし(「信条」だけれども「信条による差別」はない、と)、全体として2015年の最高裁判決のコピペの様な書き方であるけれど、2015年の判決に書かれていた子にとっていずれの親とも氏を同じくすることによる利益を享受しやすい・嫡出子であることを示すために子が両親と同氏である仕組みを確保することにも一定の意味・・・、の部分が取り入れられていなかったりと評価できる部分もありました。
しかし、別氏を希望するという信条を持っていると法律婚できないことは信条による差別とは言えないとされたし、2015年から世論の変化があり(別姓容認が増加)、婚姻年齢の上昇と働く女性の増加(職業上の必要性による姓の維持がより求められるようになっている)といった事情の変更があるにも関わらず、通称使用の広がりによって不利益は緩和されていて・・・違憲とはいえない、とのことで、残念ながらの敗訴でした。

でも、原告団はもちろんショックを受けておられた方もいらっしゃいましたが、不思議なことに、結構みんな晴れ晴れと、「思ったよりがっかり感は無かったです。」(他の原告の方の発言)と、いい笑顔で記念写真に収まることができたのですよ。

多分、事情変更を積み重ねていけば、「あした」は勝訴、とみんなが信じているからだと思います。

で、「あした」こんな法律になってほしい、という法案を収めた冊子を作りました。当訴訟弁護団の弁護士さんが、原告たちや支援者のかたたちの意見をまとめてできあがりました。そして、他の別姓訴訟の当事者の方や、いろいろなかたちで選択的夫婦別姓を待ち望んでいるかたたちの声を集めています。別姓訴訟を支える会のHPでPDFでフリーアクセスにもしています。紙媒体で冊子としてお読みになりたいまたはお配りいただいたりしていただけるようでしたら、送料のみでお届けします。冊子ご依頼はお問い合わせフォームよりお願いします。

いっとき私もX(旧姓O)だった

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Xさん、

ご結婚おめでとう!と、お祝いをお伝えしたくて。でも、少しどう言っていいか迷っています。

いただいたお便りにあった「別姓、通しきれませんでした。」という一言。どう解釈したらいいのかはかりかねているのです。

あなたの意にそぐわなかった改姓だったのなら、ただ「ご結婚、おめでとう!」と言わせて。

結婚改姓には、改姓したい・したくない、という本人の思い以外にいろんな思いが重なっています。配偶者となる人、それぞれの両親その他の親類達の思い、その上有形無形の周りの人たちの言葉。そうしたことからくる結婚改姓する・しないについてのイメージ。そんな中で、長いこと事実婚でいたあなたが、考え、思ったであろう「自分の姓、変える?変えない?」に関するいろんなこと。実際には何が改姓のきっかけになったのか知らないけれど、一つの結論を出したあなた。

積極的に望んではいなかったけれどいろいろ考えて結論を出されたのなら、決断したXさんに敬意を表すよ。そして、もし、やっぱり「N」でいたかったな、と思うのなら、そう言って。私はいつでもまたあなたのことを「N」さんと呼ぶよ。

または、私が別姓に拘っていることに対する気遣いで改姓したことを知らせるのをためらってくれたのなら、「Xさん!おめでとう!気遣ってくれてありがとう。」と言わせて。

私は別姓にするけれど、他の人が改姓するのはなんとも思わない。仲間を増やしたいからあなたも別姓にして、とか、あなたも別姓にすべきだとかは思っていないから、安心して。

私が望んでいるのはどんなひとでも強制されず同姓も別姓も選べるようになること。どちらを選ぶことも良いとか悪いとか、正しいとか正しくないとか、進んでいるとか遅れているとか、そんな価値判断なく、生まれ育った姓を使い続けるもよし、これから生きていく伴侶と同じにするために変えるのもよし、どちらも同じように選べるようになって欲しいと考えています。

夫婦別姓の意味って夫婦の数だけあると思うよ。わたしは人のことを別姓にする、しないで区別したりはしない。選択的、という意味を考えて欲しい。同姓がいい人の同姓を排除しているのではないことを何度でも言おう。

だから、安心して。選択的夫婦別姓は、改姓することを決めてXさんになるあなたを、絶賛お祝いするよ!

お幸せに!Xさん、私の周りの何人ものXさん。あのひとや、このひとや、結婚改姓した、そしてそれが「なんだか嫌だったのよ」というひとたちみんなへ。

私も実はいっときX(旧姓O)だった。私の結論は私の結論。あなたの結論はあなたの結論。私は別姓を「踏み絵」にはしない。

最高裁に女性判事を!(2019年10月7日追記)

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こんなことを始めている方がおられる。

最高裁判事、現在15人のうち女性はたった1人。いくらなんでも2020年までに「指導的地位に女性が占める割合を30%程度にする」と2003年に閣議決定している日本でそれはないんじゃないか、と女性判事を増やすことを求める要望書を首相宛に出そう、とお1人で呼びかけを始めた方、柚木康子さん。

2015年最高裁で合憲判決が出た、第一次別姓訴訟。その時の大法廷の判事は15人でそのうち女性は3人だった。そして、その3人全員が少数意見で違憲と表明されていた。女性だから夫婦別姓に賛成、夫婦同姓強制は違憲、と言われるとは限らない。けれど2015年に、3人の女性最高裁判事の全員が違憲といわれたこと、残り12人の男性の2人だけが違憲といわれたこと、これは男女比が何らかの意味を持ったのではないかと思わせられる判決でした。

女性の肩を持って欲しいから女性をたくさん、とはいわない。でも、ほら、世界経済フォーラムが2018年12月に発表したジェンダーギャップ指数でも144カ国中110位(内閣府男女共同参画局HP)なんていう悲しいほどに男尊女卑の国日本、もうちょっとせめて人数的に半々に近づくよう、女性を増やそうよ。1人を2人に、からだよ。と、私も思います。

以下、柚木さんの呼びかけです。

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柚木(女性差別撤廃条約実現アクション共同代表)です。

皆さん、

現在最高裁判事は15人中女性はたった一人です。女性差別撤廃条約実現アクションでは38日に首相並びに最高裁長官宛てに女性判事の任命を求める要請を出しました。

その後8月末に1名退官があり男性判事となりました。926日にも1名退官があります。そこで女性判事を最低でも202030方針に基づき5名に、さらには半数は女性にとの要請を首相に届ける取組を呼びかける次第です。

要請文案を以下に貼り付けます。適宜修正・加筆の上首相官邸へ声を届けていただくようお願いします。

送付先:
首相官邸:〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 総理大臣官邸
FAX03-3581-9351
官邸HPのご意見送付先 https://www.kantei.go.jp/jp/iken.html

内閣総理大臣 安倍晋三 様

司法に男女平等の実現を!

最高裁判事の半数を女性にすることを求める要望書

国際社会はジェンダー平等の実現にむけ歩みを進め、いまや、あらゆる分野の意思決定の場を男女同数(パリテ)にすることが目指されています。

一方日本ではあらゆる分野で女性の参画が立ち遅れ、ジェンダーギャップ指数も低位置のままです。

日本は、2020年までに「指導的地位に女性が占める割合を30%程度とする」ことを2003年に閣議決定し、第4次男女共同参画基本計画においても規定されています。

最高裁判所女性判事も少なくとも5人以上となることが強く要請されています。2013年に最高裁判所の女性判事が3人となり、15人中ようやく2割、3つの小法廷の5人の判事の中に少なくとも女性が1人入ることが可能になりました。

ところが、本年2月と3月に任期満了となる2人の女性判事の後任は男性判事となりました。その結果320日には、女性判事はたった1人になりました。さらに本年8月に定年退官された判事の後任も男性判事でした。

安倍晋三首相は、女性活躍推進本部長としてあらゆる分野における女性の活躍を推進する重大な責務と権限をもっています。

私たちは、司法における男女平等の確立を図る上で不可欠な要件として、最高裁判事の任命において女性判事が少なくとも3割となるよう、また近い将来には半数が女性になるように、政府を挙げて特段の取組をされるよう、要望いたします。

喫緊の課題として、本年9月26日に退任される山本庸幸判事の後任にはぜひともジェンダー平等に理解のある女性を任命されますよう、ここに強く要望致します。

20199

(団体・個人名)

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追記:この呼びかけを公開した後、最高裁判事の決定報道があった、

「政府は20日の閣議で、25日に定年退官する山本庸幸最高裁判事の後任に、元消費者庁長官の岡村和美氏を充てる人事を決めた。これで15人いる最高裁裁判官のうち、女性は2人となる。」(時事ドットコム、2019.9.20https://www.jiji.com/jc/article?k=2019092000489&g=pol)

女性判事一名増。やっと、二人。

毎回、判事人事が近づいたら呼びかけていきたい。(遅くなっちゃいましたが・・・2019.10.7)

第2次別姓訴訟@広島地裁 結審です。判決の日は・・・

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2019年730日午後。昨年の初回期日と同じように晴天の、外気に当たった途端汗が噴き出すような夏日の中、広島地裁で6回目の期日があり結審となりました。

野口弁護士、川見弁護士、飯岡弁護士と原告。今回はこれまでより小さな法廷で、おかげで残席わずか、といった傍聴席。

東京から毎回駆けつけてくださる野口弁護士の弁論要旨読み上げがありました。

「このように、選択的夫婦別姓を求める国民の声は非常に大きくなっている一方で、『一強多弱』といわれる国会ではこのような国民の声は無視され、『少数派の権利・利益』が尊重される見込みは全くありません。『少数派の権利・利益』を守ることができる国家機関は、裁判所をおいて他にありませんので、裁判所におかれては、今こそ歴史的な転換点になる判断を下して頂くよう、切に求める次第です。」と、力強く読み上げ。裁判官に一歩前に進んでもらいたいという私たちの思いをきっちり言葉にして伝えていただきました。

暑い中房長に来てくださった皆さん、ありがとうございました。遠くから「気」を送ってくださった皆さん、届いてました。ありがとうございました。

判決言い渡しは

1119日(火) 13:30からです。

当日は記者会見を設定しますが、詳細はまた近づいてお知らせします。よろしくお願いいたします。

10月11月、三カ所での裁判が判決言い渡しになります。

「あした同姓・別姓『選べる』になあれ」発行

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別姓訴訟@広島 応援団は、2019年5月に第2次別姓訴訟を紹介する冊子、「あした同姓・別姓『選べる』になあれ」を発行しました。2018年12月16日の個個からカフェでの立命館大学二宮周平先生の講演録をメインとして、第2次別姓訴訟の原告や弁護団、支える会、応援団の声を集めています。

一冊300円+送料でご希望があればお送りします。ご希望の方フォームにてご連絡ください。

広島市議会 意見書可決

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2019年6月25日広島市議会 本会議で「選択的夫婦別氏制度についての議論を求める意見書案」が52人中35人の賛成多数により可決されました。選択的夫婦別氏制度に関する意見書が採択されたのは中国地方で初めてのことです(参考、各地の陳情状況 )。
この度の意見書提出は、陳情アクションの井田奈穂さんと相談の上、@広島応援団のメンバーが旧知の公明党市議渡辺好造氏と連絡を取ってくださり、応援団の三人で面会に伺い趣旨説明をし、それを公明党として選択的夫婦別姓に賛成として意見書提出の意義を感じた市議が、議論を深める必要がある、と議案書作成、会派説得をし多数派工作をしてくださり、本会議での審議に至りました。表決は52名出席のうち35名の賛成多数で可決しました。ご尽力くださった渡辺好造市議に深謝いたします。また、こうした市民の声に寄り添って賛成票を投じてくださった広島市議会議員の皆さんに感謝しています。
多様な生き方、家族の形が受容され、みんながよりハッピーに暮らせる明日に向かいますように。今後、こうした動きがさらに広がることを願っています。

なお、私たちは7月13日に上記陳情アクションの井田奈緒さんを広島にお迎えして、第7回個個からカフェを開催します。全国で広がる、国会に選択的夫婦別姓を求める声を届けよう、という動きの中心で活躍している井田さんのお話を、ぜひ聴きにいらしてください。

第五回期日(2019年6月11日)報告

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611日第5回期日終わりました。

国側から出ていた国際条約に関しての反論に、再反論する第四準備書面と、2015年の最高裁判決以降の変更点の追加第五準備書面を早坂、野口両弁護士が陳述してくださいました。

2015年に第1次の別姓訴訟で判決が出ていますが、それから3年。この間に私たちの訴訟以外にも3件の訴訟。主要新聞は社説で選択的夫婦別姓の必要性を説き、政府は通称使用で事態解決を目指してはいますが、でもそれは全く不十分なものであちこちで通称使用の限界が露呈し、という状況になっているこの三年間の事情変更。もう一度法廷で裁判官の前でおさらいをしました。

「条約論って難しくて、弁護士や裁判官もよく分からないんですよ。それを、今回弁護団の中の条約チームが(猿でも分かる・・・とまでは言われなかったものの)よく分かるように書面にしてくれました。ここまで書いて条約を無視しての判決は書けないだろう、というようなレベルの高い書面です。」といわれる書面。読めば、そうかあ、と分かったような気になり、でも、やはり何度読んでも聞いても初めてのような・・・ちょっと情けない原告ですみません 。・°°・(>_<)・°°・。野口弁護士の報告には

4準備書面は条約論で、

・国側が主張している、女性差別撤廃条約を裁判で適用するためには『自動執行力』が必要であるという点は、

日本では『日本国が締結した条約及び確立された国際法規は、これを誠実に遵守することを必要とする』と定める憲法982項により、

条約は批准されれば自動的に国内法的効力を付与されると解されていることに反すること、

また、

・同じく国側が主張している、『自動執行力』が認められる要件(主観的要件:私人の権利義務を定め直接に国内裁判所で執行可能なものにするという締約国の意思が確認できること、

客観的要件:条約の規定において私人の権利義務が明白、確定的、完全かつ詳細に定められていて、それを具体化する法令を必要としないこと)が、過度に厳格な要件を設定するもので不当であること

等を主張しました。」とあります。

興味のおありの方は是非、書面を読んでみてください。支える会HPにあげています。

これに対して、国側から書面が出るようで、今回611日が結審かと思っていましたがもう一度730日に期日が予定になりました。また、傍聴よろしくお願いいたします。

第6回個個からカフェ 報告

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第6回個個からカフェを開催

2019年5月25日(土)お昼すぎに、いつものハチドリ舎に20名が集まってきた。初めましての方も何人も。嬉しかった。

別姓訴訟1年を記念して出版した、12月のカフェにお招きした立命館大学教授二宮周平さんの『新たな「別姓訴訟」が拓く未来』の講演のリーフレットを参加者にお配りした。思い思いのドリンクを注文し席に着く。

今回のテーマは「フツーの家族」の呪いを解こうPart1。

お話する人は第2次別姓訴訟原告の恩地いづみさんと、広島大学社会学准教授の北仲千里さん。

恩地いづみさんからは、なぜこの裁判を起こしたのか、この一年どのようなことがあったのか、その中で感じたことを報告していただいた。

北仲千里さんからは、家(イエ)、名字、結婚、家族などが、時代によって、国によって、どう違うかなどのお話があり、さまざまな視点から、その意味を考えた。

参加者からも、ご自身の体験や今日のお話から考えたことなど、たくさんの意見をいただいた。

感想を一部紹介する。

「苗字の変更に違和感を覚えながら婚姻届を出しました。誰かに話しても共感を得られることはなく、自分の感覚がおかしいのだろうかと悶々と過ごしていましたが自信を持つことができました。夫婦同姓を強制することを合憲とする判決は残念に思います。別姓を選べる日が早く来てほしいと思っています。」(F.K)

わたしたちの訴えが誰かの力になっている。広島地裁での第5回口頭弁論は6月11日。勝ちたい。祈るような日々は続く。

第7回個個からカフェを7月13日16時半から開催することをアナウンスして、ハチドリ舎を後にした。

第2次別姓訴訟@広島応援団  O.Y.

2019年4月19日 期日報告

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4/19の期日の話しをと書き始めようとしたところで休憩・・・しているうちに一週間、二週間経ち・・・改元をまたいでしまいました。お礼と報告、遅くなりました。

裁判所での傍聴、遠くからの応援、いつものように、ありがとうございました(^.^)

広島家裁はまだ審判は出ていません(5月3日現在)。

〇広島地裁 第4回期日報告です

2019419(金曜日) 15:30  304号法廷にて口頭弁論がありました。

国から再反論が出されました。条約論に関して再度こちらからも反論を準備しています。

原告からは証拠書類として、広島関連の5名の方ほか計17名の方が作成してくださった意見陳述書と、陳情アクションHPに寄せられた手記132名分を提出しました。法廷ではお二人の陳述書の読み上げがありました。

通称使用で仕事をしていたけれど、事情で退職して専業主婦になると通称は使えるところがますます限られ自分の名前を失っていくことに。諦めきれないのでペーパー離婚して事実婚になると、扶養の点で婚姻の証明が必要になるため手続上必要なときだけ婚姻届を出して直後に離婚届を出すペーパー離再婚を毎年繰り返すことになったMさん。

研究者として姓名の変更は業績の蓄積を無にすることになるため改姓はできないKさん。事実婚で出産時、夫のいるオーストラリアに産休中長期滞在のためのビザ申請が「結婚していない」ので配偶者ビザは申請できない、ということになり仕方なく婚姻届を出し戸籍上改姓。その後通称使用で研究者としてのキャリアを続けているところ、海外では通称使用は法的根拠のないダブルネーム使用で犯罪的行為といわれ、国内でも本人確認や講演の謝金支払い口座は戸籍名のため二つの名前の使い分けで仕事に支障を来したり経済的不利益が。

事実婚の問題点、通称使用の限界、とてもリアルで切実なお二人の陳述書。裁判官の皆様しっかり聞いてくださいましたか。たくさんの私たちの選択的夫婦別姓の実現を求める思いが心に届いていますように。

このように本名とはなり得ない通称、法律婚ではない事実婚。「法律婚」を否定しているわけでなく婚姻を希望し、且つ夫婦別姓を希望している者の夫婦同姓・別姓選択を可能にという声に対して、通称使用を進めることでことたれりと考えるのは大きな間違いです。

大正・昭和・平成と同姓強制が続き、さあ、そろそろ選択肢を増やしてよ!選択可能同姓・別姓・別性・同性結婚実現へ、今こそ!!!

期日後報告会(広島弁護士会館)では野口弁護士より裁判の解説があり、次回のこちらからの再反論(条約論に関して)に対して被告国が再々反論なければ結審となり、その次秋頃に一審判決になるのでは、とのことでした。3月に提訴された同性婚訴訟の弁護団長もなさっている寺原真希子弁護士は、同性婚と別姓婚は、多数派の異性同姓カップルでなく(数に違いはあるものの)少数者である別姓婚や同性婚希望者が、法律婚の権利を求める声をあげるものであるということで、同じものを求める訴訟。お互いに情報交換しながらやっていきたいと発言されました。

交流会は第2回の期日以後定例となっていますが、広島応援団の団長が毎回いろんなお店を絶妙なセンスで選んでくれ、みんなで時間を忘れて盛り上がるお楽しみタイムになっています。ご希望の方は次回以降こちらだけでもいらしてください。

次回期日は

2019年6月11日(火) 15:30 です

はぶてず、挫けず、諦めず(期日法廷変更です)

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(昨日アップしましたが、法廷が変更になりましたので修正しました。304号法廷です。)

あっという間に冬が過ぎて春。広島市内ではお花見のシーズンも過ぎゆこうとしています。新年度が始まってお忙しいことと思いますが、いかがお過ごしでしょうか。

お聞きのことと思いますが、3月家裁申し立て(東京本庁1件と立川2件)却下とニュー別姓訴訟で原告側が敗訴しました。判決は2015年の最高裁判決をそのままコピペしたかのような文面でガクッ!です。でも、第2次別姓訴訟の弁護団の皆さんも私たちも、ニュー別姓訴訟の青野さん他原告や作花弁護士も次に向かって進んでおられます。私たちの東京家裁の3件は東京高裁に即時抗告します。広島家裁はまだ審判は出ていません(2019年4月9日現在)。

 「法は天候に左右されないが、時代の空気には左右される」公開中の米国史上2番目の女性最高裁判事に任命されて現在に至るルース・ギンズバーグ判事を描く映画「ビリーブ(原題 On The Basis of Sex)」で何度も繰り返し引用されるギンズバーグの恩師のことば。日本の、このガチガチの法廷も、国会も、遅れ遅れであっても時代の空気に左右されて進んでいく、はず。はぶてず、挫けず、諦めず、てくてくと進んでいきたいと思います。

(注:あ、はぶてるは広島の方言で「腹を立てる。怒る。」意です。ふてくされる感じも入れて使ってるようです。兵庫県から広島に来たばっかりの頃はこの絶妙な語感にずいぶんビックリしたものです。)

ということで、

広島地裁 次回期日 近づきました。

今回は弁護団から証拠書類として、広島関連の5名の方ほか計17名の方が作成してくださった意見陳述書と、陳情アクションHPに寄せられた手記132名分を提出します。法廷では読み上げも希望を出しています。たくさんの私たちの選択的夫婦別姓の実現を求める思いが裁判官の皆さんの心に届きますように。傍聴よろしくお願いいたします。

2019年4月19日(金曜日) 15:30  304号法廷

期日後報告会 広島弁護士会館、その後18時より交流会

交流会ご参加希望の方はサイトメッセージ欄よりご連絡ください。(会費 4000円程度)

☆3/28にでた二つの家裁の審判書類、リンクは以下です。

東京家裁本庁審判

https://docs.wixstatic.com/ugd/4ef761_3b07a98369a94b9eb2c05d3ea9c4bdbd.pdf

東京家裁立川支部審判

https://docs.wixstatic.com/ugd/4ef761_7f3cba863ce44c658b3b27bc93726184.pdf